〜運転の心掛け〜

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安全運転の心掛けって?

信号機画像

車の運転は楽しいものです。遠いところまで風景を見ながら旅行やドライブ、デートなど楽しい一時をサポートしてくれます。

でも、そんな楽しい思い出を傷つけないためにも「交通事故」だけは起こしたくないものです。自動車はとても便利な乗り物ですが、それと同時に、とても危険な乗り物でもあります。

交通事故はいつ起こるか本当にわかりません。「自分だけは大丈夫。」という思いが危険な事故につながります。その為にも「安全運転」はドライバーや周りの人にとっても基本のマナーになります。運転するときの心掛けや注意点について、一緒に考えていきましょう。

ここから「タイヤのサイズ」について説明しています。

交通事故件数の推移

交通事故件数と死者数の推移図交通事故件数と、死者数(平成12〜21年)、それと運転免許保有者数の推移が右図にあります。これを見ると、運転免許保有者は年々増加傾向にある一方、交通事故件数・死者数は年々、減少している傾向にあります。都道府県別に見ると事故が増加している場合もあるようですが、全体的には減少傾向にあるようです。

一見、反比例するような推移ですが、右図にはありませんが「信号機の設置数」や「飲酒運転の取り締まりの強化」などの安全対策も年々、増加しています。このような交通安全に対する意識の向上が「交通事故の減少」につながっているのでしょう。(免許保有者数に関しては、今後「少子高齢化」が進むために、減少していくと思われます。)

しかし「交通事故死者数の約半数が65歳以上高齢の者」という実情を見れば、今後の高齢化社会に備えて、より一層の「交通安全に対する意識の強化・対策」が必要になってきます。

運転マナー

交通事故を少なくする為には、運転者のドライビングマナーも大切になります。「スピードを出し過ぎない」や「信号をきちんと守る」などは基本ですが、実際に運転してみないと解らない危険な場面も数多くあります。そのような時にも運転マナーを心掛けていれば冷静に対処できる場合が多くあります。

まずは体調管理から

体調管理は非常に重要です。風邪で熱がある時や、薬を服用している時、または疲労が溜まった状態や悩み事が多い時には自分が思っている以上に注意力が低下しています。また、持病をお持ちの方(糖尿病など)はいつ体調が急変するか解りません。場合によっては医師と相談して、十分な体調の時に運転するよう心掛けましょう。

周りを注意した運転

安全運転には、常に周りを意識した運転(危険を予測した運転)がとても効果的になります。運転していると、どうしても「死角」(見えない部分)が存在します。交差点の見えない部分や停まっている車の前方、また、人間の視野はスピードが速くなるほど、狭くなります。その場合には死角の箇所も低速運転時にくらべて非常に多くなります。そのため周りの危険をあるていど予測した運転が重要になります。

余談ですが、レーシングドライバーに、運転時の目の動きを観測する機械を装着させて一般道路を走行させ計測した時に、一般ドライバーの目の動きと比べた場合、とても多くの部分を短い間隔で「パッ、パッ」というように連続して見ている事が解りました。これは常に周囲の状況の変化を注意しているという事です。目がスピードに鍛えられて、動いているものや周囲の状況がより多く把握できる能力(動体視力)があるからこそ、余計に周りの危険な箇所が目に入りスピードが出せなくなる。レーシングドライバーに安全運転の人が多いというのはこのようなことも要因かもしれません。

黄色信号を意識した運転

運転していると信号がいつ黄色信号に変わるか不安になりながら走行した経験があると思います。道路交通法では「黄色信号は止まれ」です。ただし、交差点に進入している状態で黄色信号に変わったら速やかに交差点から出る事とされています。

しかし、信号が黄色に変わっても交差点を通過するドライバーがいるのも実情です。中には赤信号に変わりそうだから加速して通過する車両もいますが、これはとても危険な行為で、例えば見通しの悪い交差点では左右に赤信号で停車している車が見えません。また、ドライバーの中には「見切り発車」(信号がもうすぐ青に変わるだろうと判断し、まだ赤信号の時に緩やかに発信してしまう行為)をする運転者もいます。その結果、交差点での衝突事故やお互いがスピードを出していると大事故につながります。

それらの事故を防ぐためには「黄色信号を予測した運転」が効果的です。これは、交差点に近づいたら、まず歩行者用信号を見ます。歩行者用信号が青点滅から赤に変わる状態を常に意識し確認しながら運転するということです。その結果、自分の進行方向の信号が黄色に変わるタイミングを把握でき、運転に余裕が生まれ停車するまでの間隔を十分に確保することができます。歩行者用信号が無い、または見えなく、信号が黄色に変わるタイミングを計れない交差点も数多くあります。交通事故でとても多い交差点での衝突事故です。交差点に近づいたら常に徐行運転し、いつでも止まれるゆとりを作るように心掛けましょう。

車間距離を十分に

運転する時は「常に冷静な気持ちを保つこと」とされていて、よく言われるのが「いそぎ」「あせり」「いかり」等がある時は、自分の気持ちをコントロールして運転しなければならないという事です。しかし、つい急いでいたり焦っていると、前の車に近づき過ぎたりしがちですが、得てしてそのような時に事故が多く発生します。

車間距離の大切なところは、制動距離(ブレーキを踏んでから車が停車するまでの距離)を十分に確保するだけではなく、前を走る車に対して、後を走るドライバーに対して(車間距離が短い場合、頻繁にブレーキを踏むために後に走るドライバーに不安感を与える。)不安感を与えないことも、ドライブマナー、そして事故防止として非常に重要になります。車間距離は前の車がある地点を通過してから自車がそこに到達するまでに2〜3秒くらい掛かる時間が適切とされています。路面が濡れていたり滑りやすい場合はその2倍くらいが良いとされています。

また、車間距離を適切にとることは高速道路での渋滞の緩和にも大きく関係します。高速道路での渋滞の原因としては「料金所の混雑」(ETCの活用により以前よりは軽減しつつある)や「事故渋滞」などありますが、一番大きな原因は「自然渋滞」にあります。

高速道路での自然渋滞の原因は、大きく分けて2つ、それは「合流地点での渋滞」と「坂道での渋滞」(通称:サグ)があります。合流地点では、合流しようとする車(高速に入ろうとする車)が進行する車の間に進入してきます。その時に進行する車が車間距離を十分に確保していれば、スムースに合流できますが、車間距離を十分に確保していない場合、進行車はアクセルを緩めるかブレーキを踏んで合流させることになります。車列が数台なら問題はありませんが、後方に数十台、数百台とある場合には、進行車が減速することにより後方車も減速し、車列の車間距離が序々に短くなっていきます。その結果、後方列では停止する状態になり渋滞となります。

動画で確認はこちらから(NEXCO東日本ドラぷら)

坂道での渋滞(通称:サグ部と言います。)も同じことで、走行車が坂道に入ると速度が減速します。運転者が平地と同じ速度を意識して坂道を走行すれば(アクセルをより多く踏んで速度を保つ)何も問題はありませんが、大抵の車は減速します。すると後方車との車間距離が短くなっていき渋滞が発生します。

動画で確認はこちらから(NEXCO東日本ドラぷら)

このように「制動距離の確保」、「追突事故の防止」、「周りの車へ不安感を与えない」、「渋滞の解消」などのことから、ドライブマナーとして車間距離を十分に確保するようにしましょう。