〜シートベルトって?〜

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安全運転にはまずシートベルト。

シートベルト画像

シートベルトは安全運転に欠かすことのできない装置です。
「シートベルトにはどんな機能があるの?」 「シートベルトの種類って?」などシートベルトに関する疑問について簡単に説明しています。

ここから「タイヤのサイズ」について説明しています。

シートベルトの誕生 シートベルトの必要性 シートベルトの正しい着け方 シートベルトの素材や種類

シートベルトの誕生

自動車が誕生したころは、シートベルトなどの安全装置は何も装備されていませんでした。
しかし、1899年イギリスのロンドンで乗員2名が亡くなるという自動車事故が発生してしまい、自動車に対する安全性が注目されました。シートベルトの誕生は1903年、フランスの技術者の「ギュスターブ・ルボール」が簡単な背もたれと交差するベルトを取り付けた「防御用ベルト」がシートベルトの原型とされています。
また、シートベルトが一般の自動車に装着されるようになったのは1966年にアメリカの連邦自動車安全基準に基づき義務化されたことが始まりのようです。

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シートベルトの必要性

現在の自動車にはいろいろな安全装置が付いています。SRSエアバッグ、ABS、ブレーキアシストetc・・・。どれも事故の時に人間にあたえるダメージを軽減するものですが、これらの装置はシートベルトの正しい装着をすることで効果を発揮します。もしも事故にあった場合、自分だけでなく乗っているすべての人の安全を確保する重要な装置がシートベルトです。2008年の6月1日の道路交通法の改正により、前席だけでなく後部座席のシートベルト着用も義務化され、違反した場合運転者の責任になります。着用の仕方のわからないような小さな子供が同車した場合のことを考えると運転者への責任は当然の事と考えられます。
また、妊婦さんもシートベルトの着用が必要です。その場合、まずは医師にご相談ください。ベルトはお腹を避けて腰骨の低い位置に着用するようにします。事故はいつ起こるか解らないため、シートベルトをして安全な運転を心掛けましょう。

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シートベルトの正しい着け方

シートベルトは正しい着け方をしなければ、その効果を発揮できないばかりでなく、逆に危険が生じる事があるので、きちんとした正しい装着をしましょう。

1.シートに深く腰を掛けます。 シートベルトの着け方画像1 シートに浅く腰掛けた状態では、シートと体の間に隙間が出来てしまい、その分のシートベルトの緩みが機能を十分発揮できない事の原因の一つになります。
2.座席の「前後」「リクライニング」を自分に合った位置に調整します。その時、座面を倒しすぎないように注意します。 シートベルトの着け方画像2 リクライニングを倒しすぎた状態で事故にあった場合、ベルトが自分の首や腹部を圧迫する危険性があります。「シートベルト外傷」と言われるものは、リクライニングを倒し過ぎた場合に、衝突時に体が滑り腹部を圧迫し、内臓損傷などの重傷につながる大変危険な損傷の事です。座面は倒し過ぎないように十分注意してください。
3.ベルトをお腹ではなく「腰の低い位置」に調整します。 シートベルトの着け方画像3 お腹の位置にベルトがある状態で事故にあった場合、ベルトが腹部を圧迫する危険性があります。しっかりと腰の低い位置に調整しましょう。
4.ベルトにねじれがある場合は直し高さも適切な位置に調整します。その時、ベルトが体に密着するように長さを調整します。 シートベルトの着け方画像4 ベルトにねじれや緩みがある場合、シートベルトの機能を十分発揮できません。高さも首にかからず、鎖骨にベルトが当たるよう、自分に合った位置に調整しましょう。
5.妊婦さんはお腹を避けて、腰骨の低い位置にベルトを調整します。 シートベルトの着け方画像5 妊婦さんはお腹にベルトがあると、事故の際、腹部を圧迫する危険性があるので、腰骨の低い位置にベルトを調整し装着してください。
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シートベルトの種類

現在のシートベルトの素材として使用されているのがポリエステル素材を編んで作られたベルトで、非常に強度が高く、普通乗用車を1台引っ張り上げられる程の強度があります。
事故で緊急にシートベルトを切断する場合など、通常のハサミでは切断は困難な為、ナイフ等で切断します。現在では有事の時に使用する「シートベルトを切断するナイフとガラスを割り脱出する為のハンマー」がセットになった工具も市販されていますので、常備することをおすすめします。

シートベルトの種類には「2点式」「3点式」「4点式」「5点式」「6点式」などがあります。

2点式、3点式、4点式、5点式、6点式シートベルト画像

「2点式」「3点式」は主に乗用車やトラックetc。「4・5・6点式」はスポーツカーやレーシングカーなど競技用車両に多く使用されます。点数が多くなれば体を拘束する箇所が増えるため、車のロール(傾き)に対して体が固定されるため高速運転時に正確なドライビングが可能になります。その分、体の自由が効きづらくなる為、一般道でのバックや車庫入れなどには不自由さを感じるなどの欠点があります。

またシートベルトには「ELR」「ALR」などの方式があります。

ELR(緊急時ロック式巻取り装置)は、通常時は運転や体の動きを固定することなく出し引き可能ですが、緊急時に設定以上の負荷が掛かるとベルトをロックし、体を拘束する方式の事を言います。最近ではSRSエアバッグと連動して衝突時に火薬の力でベルトを瞬時に巻き取ることで、より安全性を向上した「プリテンショナー機能」と、設定以上の負荷がベルトに掛かると体への衝撃を緩和するためにベルトの締め付けを調整する「ロードリミッター機能」が装備された車もあります。

プリテンショナーシートベルト画像

ALR(自動ロック式巻取り装置)はベルトを自由な長さに引き出し装着した後、わずかでも引き込ませるとベルトがロックされる方式の事を言います。現在の乗用車ではALR方式はあまり使用されていませんが、ELRとALRを組み合わせた機能をもった方式が多く採用されています。
これは主に「チャイルドシート」を取り付ける目的で利用され「チャイルドシート固定機能付シートベルト」などと呼ばれています。通常時はELRと同じ機能ですが、ある一定の長さまでベルトを引き出すとALRの機能(少しずつ引き込ませるが、そこからまた引き出すにはある一定の長さになるまで引き込む必要がある)が働くために、主に子供がベルトで遊んでいる時に巻き込まれたまま動けなくなる危険性もあります。
最近では首の圧迫による死亡事故も発生しています。

もしもベルトに圧迫された場合は「絶対に慌てずに、バックルを外してから、少しずつベルトを巻き取って」ください。それでも外せない場合はベルトを切断しゆっくり解いてください。この機能が付いている車で小さなお子様を乗車される際には十分注意されるよう心掛けてください。

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